カピバラ幼児教室 小学校受験 家庭学習

小学校受験を家庭学習のみで取り組み、2020年私立小学校にご縁をいただきました。取り組み方や体験談などをお伝えします!

【小学校受験】体験談7 未測量 量の系列化① まずはこれを使って練習してみよう!

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こんにちは、カピバラ幼児教室です!

カピバラ幼児教室では、小学校受験の合格を目指して、「受験の取り組み方、考え方、体験談」についてお伝えしていきます。

今回は、未測量・量の系列化YouTubeを配信しました。

▼こちらからアクセスできますので、是非お子様と一緒に練習してみて下さい。
youtu.be



未測量の学習は、「順序数の考え方」につながる学びになります。

幼児で学ぶ未測量は以下の4つです。

・大きさ
・多さ
・長さ
・重さ  です。

その中で今回は大きさについて学んでいきます!

大きさの比較とは

普段生活している中で、「どちらが大きい」や「どちらが小さい」など自然と会話の中で使っていると思います。

しかし、それを具体物ではなくペーパーで解くとなると幼児にとっては大変な作業です。

そしてさらに、大きさの系列化で覚えなければいけない事は、「〜番目に大きい」「〜番目に小さい」という言葉の理解です。

我が家で実際に取り組んできた事について記事にまとめたので、参考にしていただけると嬉しいです。

取り組み方

我が家では年少からペーパーを使って取り組みましたが、最初からつまずいていしまいました。

大人からみたらひと目で比較できますが、幼児にとっては平面上に描いてある物を比較するのはとても困難な作業です。

ペーパーはまだ早いと思い、具体物を使うことから始めてみました。

おもちゃで練習

我が家では、こちらのおもちゃを使って比較の練習をしました。

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コンビ コップがさね

コンビ コップがさね

  • 発売日: 2016/10/02
  • メディア: おもちゃ&ホビー

これがすごく使えて、本当に助けられた教材です!

こちらのおもちゃは知育系のおもちゃですが、かわいくて綺麗なカラフル色なので息子も興味津々でした。

また、10種類の微妙に違う形があるので、10個の比較がすぐにできるようになりました。

おもちゃなので家事をしている間も、自分で遊びながら学んだりもしていました。

【取り組み方】
大きい順、小さい順に並べ替える練習

初級・・・一番大きい物、真ん中の物、一番小さい物の3つで練習

中級・・・上記プラス1個そしてプラス2個 とふやしていく

上級・・・最終的には10個にチャレンジ!

上記の練習と併せて「1番目に大きい」「2番目に大きい」「3番目に大きい」という言葉も一緒に練習します。

大きい順を一人で言えるようになったら、次は「1番目に小さい」「2番目に小さい」「3番目に小さい」と逆の言い方も練習します。

混乱してしまいますので、「〜番目に大きい」という意味が十分に理解できてから「〜番目に小さい」という言い方の練習をしましょう。

小さい順も言えるようになったら、両方の言い方で練習します。

こちらのおもちゃはコップタワーといい、重ねられるおもちゃなので、間違った回答をした時には、本当に重なるかどうかも本人にやってもらうと理解してもらえます。

紙を使って練習

おもちゃの具体物と並行して行っていた事は、手作りで同じ形を色々な大きさに切って並べ替える練習です。

色々な大きさの絵を描いて、それを息子に切ってもらいました。

息子に切ってもらう事でハサミの練習にもなりますし、自分で作った物という事でやる気もありました。

間違えてしまった場合は、実際に重ねて比べてもらい納得してもらいました。

いくつか無料PDFを作りましたので、是非ご家庭で実践してみてください。

ペーパーをやってみる

具体物を使って物の比較がわかるようになってきたら、ペーパーに入ります。

ペーパーでも最初は3つくらいの大きさから始めてみましょう。

3つは比較的できると思いますが、4つになるととたんに難しくなるようです。

冒頭にも書いたように、大人はひと目で大きさの比較ができますが、ペーパー上に描かれている物の比較は幼児にとってはとても難しい作業です。

息子には、焦らなくていいから全体をみてから1番大きい物(1番小さい物)はどれか探して数字を書いてもらうようにしました。

息子は数字を書いた方がやりやすいと言っていたので数字を書いて順番に比較してもらいましたが、数字が書けないお子様は、一番大きい物=◯、二番目に大きい物=◯◯というやり方でも良いと思います。

ペーパーで間違えてしまった場合は、実際にハサミで切ってもらって理解させましょう。

ペーパーでは私がみた限りですが、最終的には7つの比較まで出てきたので、焦らずコツコツがんばりましょう。

まとめ

大きさ比べは幼児にとっては難しいので段階的に進めると良いと思います。

1具体物
2紙を使って並べ替え
3ペーパー

それに併せて「〜番目に大きい」「〜番目に小さい」など日常の会話でも使いながら慣れてもらいましょう!

カピバラ幼児教室ではお受験の手助けが出来ますよう、息子と取り組んできた学習方法などを動画とブログで伝えていきたいと思っております。

カピバラ幼児教室YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCorXVhPVyzh9Qpv_vtXg4Kw

私が実際に体験してきたことや感じた事などの記事ですので、参考にしていただけたら嬉しいです。

以上、カピバラ教室でした!